圧縮強度 | 24N/mm² |
曲げ引張り強度 | 2~3N/mm² |
圧縮強度 | 150N/mm² (6倍以上) |
曲げ引張り強度 | 20N/mm² (7倍以上) |
配合する水分量を減らせばコンクリート強度は上がる。しかし、極端に水分量が少ない場合、練混ぜが困難となりコンクリートの形を成さなくなる。
ESCONは、専用の混和剤(高性能減水剤)を用いることにより、極低水分でも練混ぜ可能かつ高流動性を実現。
コンクリートの劣化要因 | ESCON(緻密な組織構造) |
中 性 化 | 空気の侵入がない |
塩化物イオンの進入(塩害) | 塩化物イオンの侵入がない |
アルカリシリカ反応 | 反応性骨材を使用していない |
凍 結 融 解 | 水分の侵入がない |
項 目 | ESCON | 一般的なコンクリート |
透気係数 | 4.2×10-20m² (1千~10万倍以上空気が浸透しにくい) |
10-17~10-15m² |
透水係数 | 0cm/s (インプット法、0.5MPa、56日間加圧) |
10-11~10-10cm/s |
塩化物イオンの拡散係数 | 0cm²/年 (電気泳動法、500日経過時点) |
0.14~0.9cm²/年 |
などが期待できる。
他社UFCでは、鋼繊維を使用しており、繊維に柔軟性が無いため、また、鋼繊維が沈降しないよう粘性を高めており、過密配筋箇所や細かな形状の箇所では充填性に難がある。
ESCONは柔軟性のあるPVA繊維を使用しており、高流動・高充填性を有している。したがって、過密配筋部や複雑な形状においても充填が可能である。